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粉ミルク製造100周年
「森永ミルク生活(宇宙用)」
宇宙日本食認証取得、
宇宙打ち上げ記念イベント開催 !

2020年9月9日(水)、宇宙飛行士毛利衛さん、歌舞伎役者片岡愛之助さんをゲストにお招きし、
打ち上げ記念イベントが開催されました。

毛利さんの宇宙での体験談に
愛之助さんも興味津々。
「森永ミルク生活(宇宙用)」についてもお伺いしました。

「森永ミルク生活(宇宙用)」の宇宙日本食認証取得を記念して開催されたイベントでは、日本人で初めてスペースシャトルに乗った宇宙飛行士毛利衛さんご自身が宇宙に行っていた当時の貴重な映像を見ながら、片岡愛之助さんとトークを繰り広げました。子どもの頃から、毛利さんを見ていたという愛之助さんは、初めて聞く宇宙のお話の数々に熱心に耳を傾けていました。(毛利様)「スペースシャトルや宇宙ステーションなど無重力空間では、地球で当たり前のこともできません。たとえば、むいているリンゴの皮も、そのままフワフワと浮かんでしまいます。

飲み物を飲むのもひと苦労。粉末になっていますので、パッケージに水を入れて、ストローを先端に挿しこんで飲みます。液体の取り扱いは特に注意が必要なので、ディナーは楽しい時間でしたが、たいへんな時間でもありました」という毛利さんの体験談に、(愛之助様)「新たに知る、驚くことばかり。私たちには想像もできない空間ですね」と興味津々でした。その後、宇宙日本食に認証された「森永ミルク生活(宇宙用)」を実際に手にしてのトークでは、毛利さんからこんなコメントもいただきました。

「宇宙日本食には、とても厳しい審査基準がありますし、⾧い期間がかかります。数多くの資料提出も必要です。求められるのは、“安心・安全・美味しい”という点。今回、森永ミルク生活(宇宙用)は、それがクリアされたということで、とても楽しみです。特に、宇宙空間では、身体の重さを支えるカルシウムはとても大切。宇宙飛行士は今までと違う宇宙空間で過ごすので、栄養バランスの良い食事を提供してくれる森永ミルク生活(宇宙用)は、うれしい宇宙日本食ですね」改めて、宇宙の過酷な環境における「森永ミルク生活(宇宙用)」のミッションを再認識したイベントになりました。

100年前に開発された粉ミルクがいよいよ宇宙へ。この発表会がご縁で、初共演となった毛利さんの宇宙での実体験に基づいたお話や映像に目を輝かせる愛之助さんが印象的でした。

「カルシウムを中心に栄養価の高い森永ミルク生活(宇宙用)は、宇宙飛行士にとってよいもの」と、毛利さんからは、うれしいコメントをいただきました。

ご自身が宇宙に行ったら・・・という質問に愛之助さんは「UFOと遭遇してみたい」とコメント。毛利さんも、「まだ宇宙には確認されていないものがたくさんある。ワクワクしますね」と笑顔でお話しされていました。

粉ミルク開発から100年。
誰も想像していなかった世界へ。
「ミルク生活」はいよいよ宇宙へ旅立ちます。

生活者に寄り添う、
粉ミルクの可能性について

粉ミルク製造開始から100周年の節目を迎えました。当社では、その時々の生活者のニーズに寄り添い、粉ミルクの開発を行ってきました。乳児用から始まり、幼児用に、今では大人のための粉ミルクも登場しています。粉ミルクは、高い栄養価と、保存期間の長さから様々な用途の可能性を秘めています。この度、当社の大人のための粉ミルク「ミルク生活」が、粉ミルクとして初の宇宙日本食「森永ミルク生活(宇宙用)」として宇宙航空研究開発機構(JAXA)に認証され、宇宙に飛び立つことになりました。これは、100年に及ぶ研究と技術の積み重ねによって、粉ミルクの可能性を高く評価していただいた結果だと思います。これからの100年も、生活者に寄り添うことで、粉ミルクの新しい可能性を生み出していけるように研究し続けてまいります。

健康栄養科学研究所長 宮地一裕

粉ミルク市場の開拓
1920年「ドライミルク」の製造開始

今から100年前、当社が粉ミルクの製造を開始する前の当時は、母乳が不足した場合に牛乳や加糖練乳、重湯が使われていました。しかし、保存・流通技術が未発達であり、衛生面などの問題もあり、乳児の健康面での課題が多かったと言われています。当社は1920年に米国から最新鋭の粉乳製造機を導入して、育児用粉ミルクの製造を開始、練乳に次ぐ第2の事業として参入しました。粉ミルクの製造技術を確立する過程は苦難の連続で、製品化に時間を要したものの、1921年11月に「森永ドライミルク」を発売しました。その後、乳児の健やかな発育のために、母乳を手本に研究開発を続け、現在の森永乳業の粉ミルクのラインナップに続いています。

時代の変化とともに、粉ミルクも変化
 乳児向けから幼児用にも、
そして大人のための粉ミルクへ

フォローアップミルク
「森永チルミル」(1975年~)

1975年、森永乳業は離乳食以降の子ども、特に1歳前後から6歳ごろまでの幼児向け粉ミルク「森永チルミル」を発売し、粉ミルク市場に新規機軸を打ち立てました。幼児期は、発育が盛んである一方で、食べられる食品の種類や量が限られているため、十分な栄養をバランスよくとるための配慮が必要となります。このため、幼児期の子どもの栄養補給に適したフォローアップミルクという新たな市場の創出を企図し、第一号として森永チルミルを発売しました。幼児にとって必要なたんぱく質と脂質、また、この時期に不足しがちなカルシウムや鉄を配合しました。さらに砂糖無添加とすることで、あっさりとした飽きのこない味に仕上げました。発売から45年経った今でも、多くのお子さまにご愛飲頂いております。

ミルクアレルギー疾患用ミルク
「MA-1」(1977年~)

1977年、森永乳業はミルクアレルギー疾患用粉ミルクとして「MA-1」を発売しました。牛乳にアレルギーのある乳児は、育児用の粉ミルクに含まれる牛乳たんぱく質に反応して下痢や嘔吐、湿疹などの症状を引き起こしてしまいます。そのようなミルクアレルギーの乳児のために、森永乳業は牛乳たんぱく質を酵素消化した「ペプチド」の状態で利用する研究を進め、商品化に至りました。ミルクアレルギーによる難治性の下痢や乳糖不耐症で育児用の粉ミルクが飲用できない乳児にも使用可能で、多くの医療関係者より支持されました。この商品で確立した技術が応用され、現在多くのお子さまに愛飲されているペプチドミルクの「森永E赤ちゃん」が1994年に誕生することになります。

大人のための粉ミルク
「ミルク生活」(2016年~)

「ミルク生活」は2016年10月に発売した大人のための粉ミルクです。お客様から「赤ちゃんが健康に育つものだから体に良いと思い、育児用ミルクを毎日飲んでいる」、「乳幼児用ではなく、大人向けにいろいろな栄養素が加えられたものがあればぜひ購入したい」といったご意見、ご要望が多数寄せられたことに応えて開発されました。大人の健康をサポートする栄養素をバランスよく摂取できるうえ、ビフィズス菌、シールド乳酸菌®、ラクトフェリンという当社の独自の機能性素材もまとめて摂取できます。

「ミルク生活 宇宙へ」(2020年~)

森永乳業は1920年に粉ミルクの製造を開始し、2020年は100年という節目の年になります。2017年にJAXAから、宇宙ではより効率的に栄養を摂取する必要があることを伺い、まさに大人向けの栄養をバランスよく配合した「ミルク生活」が宇宙飛行士の皆さまのお役に立てると、同年にプロジェクトチームを発足。約2年の歳月を経て、2019年10月にPre宇宙日本食認証を受けることに成功、このたび正式に「森永ミルク生活(宇宙用)」として宇宙日本食認証を取得いたしました。

「森永ミルク生活(宇宙用)」として宇宙日本食の認証を取得しました。 宇宙日本食認証情報はこちらから「森永ミルク生活(宇宙用)」として宇宙日本食の認証を取得しました。 宇宙日本食認証情報はこちらから

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